今日は朝から息子のパスポート申請に大使館へ行きました。
その帰りにトラムで見た衝撃的な光景が目に焼きついて離れないので、綴っておこうと思います。
ベルリンの公共交通機関ではマスク着用が義務付けられています。
それでも堂々とつけてない人は必ずいる。
そしてそういう人たちに対して「マスクつけなさいよ!」とちゃんと言ってくれる人も必ずいる。
そう、今日もそんなよくある光景から始まった。
ホームレスのような格好をしたちょっと弱々しい感じのおばちゃんが着席したとたん、ガタイのいいおばちゃんがずしずしやってきて、マスクをつけろと怒っている。
ここまではよく見る光景だった。
しかし、その直後!
そのおばちゃん、怒りのあまりかカツラを頭からむしりとった!
その瞬間あたしは目の前でさらけだされたつるピカの頭に衝撃が走り、もう内容はどうでもよくなった。
よく怒ったら帽子を頭からむしりとる人いるけど、それみたいなもんか…
さんざんガミガミ言ったあと、スッキリしたのかトラムの前の方に歩いて行かれ、ちゃんとカツラを被り直していた。
あー言ってやった、と言わんばかりの頭にのったカツラ。
あたしはふと我に返り、へぇ…あれカツラなんかー。。意外とわからんもんやなぁ。と妙に感心してしまった。
それにしてもびっくりした。
コントのような光景だったけど、あまりに衝撃的過ぎて笑ってる人はいなかった。
いや〜ベルリンよ。
驚きは尽きることがない。