その日の夕方病院に行くと、先生が「もうそこに見えてるので出しますね」と言って胎嚢を取り出す処置をしてくれた。
え?先生、夜中にコロンと出たのは…
血のかたまりだったんでしょう
あーーーよかったーーーー!
トイレに流れてなかった…!
きれいになりました。
手術はしなくていいでしょう。
生理が1ヶ月ほどで来ると思います。
なんというすばらしいタイミング。
明日手術、というタイミングで無事出てきてくれ、手術を回避できました。
取り出した胎嚢は病理検査にかけられるらしい。
そして先生から言われたことは、
心拍が確認できたあとの流産なので、不育症の検査を受けたらどうか、
ということ。
ふいくしょう…
またなんだか、こころがそわそわする話題が降りかかってきたな…
あまり心配し過ぎることはないけれど、もし母体が原因だった場合は次も同じことが起こる可能性があるので、それは避けたい。
薬で治療できるものなので、原因がわかれば次の流産は防げる。
そういう話だった。
外は年の瀬。
家では若丸くんが待っている。
とりあえずこのことは今年を終わらせてから、考えることにしよう。
今年はもうすでに話題が豊富すぎる1年となったから…
育児に国境越えに新居探しに、とにかく忙しかったから…
今は、一瞬だけどまた命を授かれた喜びと、若丸くんが見せてくれた驚くほどの成長の喜びを噛み締めて、2022年の章を締めくくろうと思います。
わたしたちファミリーにも、世の中にも、本当にいろいろなことがあった1年でした。
辛かったことは、ゆく年とともに過去に置いて、
嬉しかったことは、くる年とともに胸に抱いて、
また、前へ。
みなさま、よいお年を。