さぁ今年もSinterklaasが無事やってきました。
Sinterklaas(シンタクラース、セントニコラス)とは、毎年12月5日にオランダにやってくるサンタよりずっと古い歴史ある方。
オランダではクリスマスより盛大な日。
いくら日本にいるとはいえ、パパのルーツも若丸くんに伝えていきたい。
なので我が家ではオランダ様式でシンタクラースを盛大に祝うことにしています。
(もちろんクリスマスも盛大に祝いますよ♡)
シンタクラースは顔が真っ黒なピートさんという助手とともにやってくる。
(なぜ顔が黒いかというと、シンタクラースに代わって各家庭の煙突を降りるから、煤で顔が黒いんだそう。)
(でも最近では顔が黒いといことで差別だという声があがっているらしく、オランダでは毎年議論が交わされるのだそう。)
今日はそんなシンタクラースがやってくる前にやるべきこと2つについて綴りたいと思う。
まずは、靴ににんじんを突っ込んで窓際に置いておく。
なぜにんじんかというと、シンタクラースが乗ってくる馬のためなんだそう。
そして翌朝には助手のピートさんが、にんじんと引き換えにお菓子を入れてくれているのだそう。
しまじろうのベビーボーロなんて、シンタクラースわかってらっしゃる!笑
そしてもうひとつは、シンタクラースに「こんなん欲しいです〜」と伝えるwish listを作成すること。
オランダではシンタクラースの前1ヶ月くらいになると欲しいおもちゃなんかを広告から切り取り、紙に貼っていくんだそう。
そしてそのリストもにんじんと一緒に靴に突っ込んでおくらしい。
するとそのリストをシンタクラースが回収し、その中から欲しいものをくれるという。
そういうことなら若丸くんもwish list作ろうじゃん!ということで張り切りました。
主 人「つまちゃん、wish listの作り方教えてあげる」
わたし「作り方なんてあんの?貼るだけやろ」
主 人「まずA4の紙にぃ…」
わたし「紙の大きさまで決まってんの?!」
父母が代表して1歳児のおもちゃをネットから印刷し、チョキチョキ、ペタペタしました。
じゃん!
これから10年くらいのwish listを思い出として残せるよう、スケッチブックに貼ることにしました。 (A4案却下。)
そうしてこれを見たシンタクラースがこの中から「duplo」と「こどもずかん」を持ってきてくれました。
若丸くんはさっそくduploを箱から出したり戻したりとたのしそうに遊んでいました。
シンタクラース、遠路はるばるありがとう!
来年もにんじんさして待ってるね。
そして主人に聞きました。
わたし「そういやクリスマスプレゼント何欲しい?」
主 人「半纏」
わたし「…。あなたナニジンデスカ」
はんてんって、買うものなの?
おばあちゃんに作ってもらうもんじゃ…
どこで買えるんだ、はんてん…