結婚記念日が迫ったある日。
「あのイタリアン行こうよー。何年か前に夜の10時から行ったとこ。」
(それについてはこちら)
そしてなにか考え中の主人。
「…なに?考え事?」
「つまちゃん、ドレス着れる?」
…
なんですと!(ʘдʘ)
「着れるよ!」
「あそこはちょっと特別だよ。そのお腹ではいるドレスあるかなぁ。」
…あんたに言われたくないわ。
という前置きがあり、結局は3年ほど前に行った別のおいしいイタリアンに行くことにしました。
しとしとと雨の降る夕方。
大きいお腹をドレスにおさめ、懐かしのイタリアンへ向かいました。
8卓くらいしかない小さいお店のうち、5卓くらいが予約済みだった。
前菜の盛り合わせは、サラミもチーズも食べれないあたしのために、野菜を使ったものにしてくれた。
イタリアンに来てワイン飲めないのざーんねーん。むしろカナシイ。
でもいろんなことを話しながら、ゆっくりと食事を愉しみ、素敵な夜になりました。
これが夫婦二人きりで過ごす最後の結婚記念日やね、なんて言いながら。
2年前の今日。
婚姻届を提出し、夫婦になり、京都で結婚式を挙げ、引っ越しをし、スイスまで車で旅し、初めて本物のクリスマスツリーを買い、そして新しい命を授かった。
妊娠がわかって2ヶ月後、産まれてくる我が子に心疾患があることがわかり、つらくて長い検査を得て、こうやってふたり笑って記念日を迎えることができた。
今日は、主人と出逢えたことに、夫婦として人生を歩めることに、そして新しい家族を迎えることに感謝する日です。
今日から正期産。
もういつ産まれてもいい時期になりました。
若丸くん、父と母は準備完了です!