旅編第六回オーストリア| ザルツブルク前編 | ザルツブルク後編 | ウィーン前編 | ウィーン後編 | インスブルック はこちら。
かなしいかな。
オーストリアを去る朝がやってきた。涙
いやだードイツに戻りたくないー。
オーストリアにいたいー。
なんて心の中で叫びながら、せっかくここまで来たし、ノイシュバンシュタイン城でも見とこか、ということで見に行ってきました。
インスブルックからは車で2時間弱。
国境を通過するのと山道のため、あまりぶっ飛ばせず、長閑すぎる自然道をドライブ。
(国境通過といってもEU圏内のため特に入国審査があるわけではないが、トラックと普通自動車に分かれたり、国境を通過するときはゆっくり走行になるため、どうしてもちょっとした渋滞が起きる。)
国境付近ではドイツで一番高い山ツークシュピッツェ(Zugspitze)が見えてきた。
そしてあたしは眠りこけてしまい、主人に起こされ到着を知った。笑
ノイシュバンシュタイン城は山の中腹に建っており、麓の駐車場までしか車で行けない。
駐車場からはシャトルバスか馬車か徒歩。
妊婦でなかったら歩いたんやけど、こんな山中のお城で産気づいても困るので、往復快適シャトルバスを利用。笑
山中のシャトルバス停車場から山道を歩くこと5分。
ようやくお城に到着!
お城に入るには事前に予約が必要。
あたしたちは予約した時間までお城の周りの景色を愉しんだりしていたけど、本当ならマリエン橋を歩きたかった。
マリエン橋はノイシュバンシュタイン城が綺麗に見えるベストスポット。
残念ながら2022年末まで工事中で通ることができませんでした。
お城に入るツアーは15分〜30分ごとに開催されており、時間によってドイツ語、英語、オーディオガイドが選べる。
コロナの影響でツアーごとの人数が制限されており、あたしたちのツアーはあたしたちを含めて8人だった。
せまい階段を上り、5部屋くらい見せてくれる。
お城の中は一切撮影禁止。
煌びやかな部屋もあったけれど、どちらかというと落ち着いた色彩の内装だった気がする。
そうしてお城も見れて満足したあたしたちは、せっかくここまで来たからローテンブルクも行きたいと言うあたしの要望に応え、あたしたち夫婦はロマンチック街道にある町、ローテンブルクに向かいました。
ローテンブルクはバイエルン州にある中世の姿そのままで残る町。
ドイツに来たからには訪れておきたい町のひとつです。
今回の旅で訪れたザルツブルク、インスブルックに負けず劣らず小さいけれどチャーミングな町。
日本人観光客が多いことを象徴するようにあちこちに日本語のサインがあった。
この日はとてもいいお天気で、外でハンバーガーを食べ、町を一周した。
どこを撮っても絵になる町ですね。
結局滞在したのは2時間くらいだったけど、ふらっと訪れランチを愉しみたい、そんな町でした。
コロナの影響と妊娠中ということもあって、行きたかったクロアチア旅行を諦めての今回のオーストリア旅行。
夫婦二人きりで過ごす最後の旅行。
体のことも心配したけど、若丸くんは10キロの歩破にも耐え、合計2500キロのドライブに耐え、元気に育ってくれていて、最高のベイビームーンとなりました。
いまこれを綴っているのは1ヶ月後だけど、あのホリデーはあと2週間遅かったら無理だったと思う。
もうあんなに歩けない。
旅行は安定期のあいだとよく言うけれど、本当だなーと思いました。
ベイビームーンに行く際は、28週目までに行くことをおすすめします。
こうしてあたしたちの今夏のホリデーは真夏を目の前にして終わりを迎えました。
これからはいよいよ若丸くんを迎える準備に入ります。