Yukaricoupy

Carpe diem

人生は旅。旅は出会い。いまという時間を一番楽しめる毎日にしたい。そんな日々を綴ります。

4度目の心臓チェック

26週と4日。

今日は4回目のウルトラ超音波検診だった。

ここドイツでは長くて暗いロックダウンがようやく終わり、レストランやお店も今月(6月)から一斉に開き始めた。
病院も例外ではなく、これまでは同伴禁止(どうしても同伴が必要な場合は、同伴者は呼ばれるまで病院の外で待たされてた)だったのが、今日は無料で受けられる抗原検査の陰性証明があれば一緒に待たせてもらえることになった。

待合室では初めてみんな旦那さんやパートナーと一緒に待ってた。

Dr. Liepeは変わらず親切で、あたしのお腹を見て「いいお腹ね〜!」と言ってくれた。

若丸くんは順調に育っており、1kgになっていた。
検査中も先生が「よー動くんで見づらいわ。」と言うくらいよく動いていた。
若丸くんの顔の目の前に臍の緒があって、前よりはうまく写真が撮れなかったけど、相変わらず可愛いかったなーー!(ふふ。)

先生は鼻はあたし似、口は主人似じゃないかと言ってた。
(鼻は低くて唇は薄いということか。逆の方がよかった気が…)

問題の心臓は前回の診断と変わったところはなく、ちゃんと4部屋確認でき、左右心室とも同じ大きさに成長してて、先生は安心だと言ってくれた。

今の時点でだけれど、他に何も見つからなくてよかった。

無事育ってくれていてよかった。

それから来月は実際に産んで手術をしてもらう病院で診察予約したからね、と予約日時を教えてくれた。

そして場合によっては、出産日も近づくので、来月以降はそっちの病院だけの診察になるかもしれないね、と言われた。

じゃあDr. Liepeとはこれでお別れか…

辛い最初の診断からこれまで、少しずつ、ひとつずつ、寄り添って一緒に診てくれた。
丁寧に説明をしてくれた。
あたしたち夫婦にとって決して楽しいことだけを思い出せる場所ではないけれど、Dr. Liepeが痛みを和らげてくれた。
大丈夫、と安心させてくれた。

ありがとうございました。
元気に産まれ、無事手術が終わったら報告します。

それから午後はへバメさんだった。

子宮底長を測ってくれ、心臓の音を聞かせてくれた。

この機械をあてると、赤ちゃんにとっては地下鉄の音みたいに聞こえ、嫌がるらしい。
若丸くんも嫌がってるらしかった。
それから下腹部に手をあて、息を吸うようにいわれた。
そうすると赤ちゃんの頭がどこにあるかわかるらしい。

主人が産まれてからのことを聞くと、へバメさんは、できるだけ母子離れないように病院に言わないとだめよ、と言っていた。

今日は暑い日だった。

4週間に1回巡ってくる診察マラソンの週がこうして終わった。

サプライズのない週になってよかった。