ドイツでは日本と一緒で予定日前6週、後8週産休がとれる。
その後夫婦で最大36ヶ月の育休がとれる。
お母さんがまるまるとってもいいし、夫婦(あるいはパートナー間)で半々にしてもいいし、どういう風に取得するかは自由。
ただ、ひとりにつき12ヶ月以降から政府から支給される金額が減るので、多くの場合はお母さんが12ヶ月、お父さんが2ヶ月取得することが大半らしい。
あたしたちは現時点(2021年7月現在)でまだ取得期間を決めていないけど、14ヶ月はとろうと考えている。
そんな話を上司としていたとき、息子が2歳になるパパでもあるその人は、ドイツには"Beschäftigungsverbot"という制度があるよ、と教えてくれた。
Beschäftigungsverbotとは、なんらかの事情によりこれ以上働いてはいけません、と医者から雇用禁止が出ること。
たとえば、コロナ渦の今、病院で働いている人は、妊娠により感染リスクが高まるため働いてはだめですよ〜と言われると、それは即日施行となり、お医者さんからBeschäftigungsverbotが出されたその日から産休まで一切仕事ができなくなり、政府から賃金100%が支払われる。
あたしの場合、子供が先天性心疾患を持って産まれてくるため、精神的な負担を軽減するためにこれが適用されるとのこと。
そうは言われてもそんなすぐに仕事を投げ出すわけにはいかないので、それを聞いてから3週間後にBeschäftigungsverbotを出してもらうことにした。
予定日の4ヶ月前だった。
上司がオッケーと言ってくれたので、チームに初めて妊娠を報告することに。
あたしたちはこれまで家族以外本当に数人にしか妊娠を報告していなかったので、今回初めて妊娠を外に発信することになり、なぜだかすっごい緊張した。笑
あまりに緊張してたので、主人にも主人のチームに報告してもらうことに。
(いや〜なんか主人も隣の部屋で同じことを報告してると思うと心強くて?笑。)
そして朝礼が終わり、もうすぐ妊娠7ヶ月であること、男の子であること、予定日が9月であることなんかを報告した。
みんな喜んでくれた。
20人ぐらい同じ画面にいたので、みんなの顔見れなかったけど、おめでとうと言ってくれて嬉しかった。
隣の部屋を覗くと主人もチームに話してる途中だった。
いよいよやぁ、という感じがちょっとしたな。
残り3週間、頑張ろう。