ドイツで妊娠したらまずやることはHebamme(へバメ)と呼ばれる助産婦さん探し。
へバメは妊娠がわかってから出産数ヶ月後まで母子ともにいろいろとお世話をしてくれる、妊婦にはかかせない存在なのです。
そして現在ドイツでは深刻なへバメ不足に陥っており、なかなか出産予定日に合わせてへバメを見つけるのが難しいらしい。
そんなことはつゆ知らず、友達に「早く探して!」と言われてようやく探し始めた。
へバメさんは基本的にクリニックから何キロ以内の妊婦しか受け付けない、ということが決まってる。
というのも、妊娠がわかってから月に1回へバメさんが家に来て、妊娠にかかせないトラブルや食事などのアドバイスをくれ、出産後は母乳の出し方、お風呂の入れ方などを教えてくれる。
ただ今年はコロナのせいであたしたちがクリニックに赴くことになるわけだけど。
最初に見つけたへバメさんに電話し、出産予定日と住所を伝えると「はーい、大丈夫。それでは最初のアポイントメントに来てください。」と1ヶ月半ほど先の日時を指定された。
通常へバメは1回目は顔合わせという感じで、自分たちが望んでいることをそのへバメさんが提供してくれるか(たとえばドイツでは自宅出産というのが意外に多く、へバメによっては自宅出産ができる人とできない人がいる。)、あとはやっぱり人間同士なので相性が合うかなど、話をして今後のことを決める、という感じらしいんやけど。
だからそれまではへバメ探しをし続ける!というのが基本らしいが、あたしたちは最初の電話応対もよかったし、自宅出産は希望してなかったし、まぁいっか、ということでへバメ探しを即打ち切った。笑
そしてあたしのへバメさん、なんとドイツ語しかしゃべれない!
ということで1回目は本当に「顔合わせ」だけとなった。笑
よく喋るへバメさんで、半分わかったようなわからんような。笑
でもいろいろと聞いてくれたし、とってもいい印象で安心。
こうしてドイツで初めてへバメさんがついてくれたのでした。