Yukaricoupy

Carpe diem

人生は旅。旅は出会い。いまという時間を一番楽しめる毎日にしたい。そんな日々を綴ります。

遺伝子検査

染色体の検査結果が知らされた翌日のお昼過ぎ。
主人の電話がなった。

長い電話のあとわかったことは、

遺伝子検査の結果、ほぼすべての検査が終わり、何も異常がないとのこと。
ただ、羊水の培養がうまくいかず、細胞が足りないか壊れているため、全ての検査をすることができなかったから、それを最後まで進めてもいいかという確認だったそう。
そのためには再度あたしたち夫婦の採血が必要とのこと。

…正直何もなかったという安堵よりも、また?!?!という気持ちの方が大きかった。

そもそもなぜ遺伝子検査をすることになったかというと。

ここドイツでは、何か胎児に異常が見つかった場合、父母の血液あるいは羊水からその異常が遺伝によるものなのかどうかを調べることができる。
これはあたしが調べた以上、今のところそんな検査は日本では行われていない。
そしてこれはドイツでは保険でカバーされる。

あたしたちはできれば子供が2人以上できればいいな、と思っているので、調べておくことで安心を買うという意味で検査を受けることにした。

前にも説明した通り、心疾患は突発的に起こることがほとんどであるため、羊水検査で何かが見つかる可能性というのは非常に低い。
それに加えて、あたしたちはこの時点で染色体の検査も終わっていたので、この遺伝子検査は残りの0.1〜0.2%というような確率のものを検査していることになる。

だからこの時点で何か異常が見つかる可能性は限りなくゼロに近いんだろうと頭ではわかっていても…

順番に明らかになっていく結果を待つことしかできないあたしたちのいらいらは頂点に達する手前だった。

もう飽きたわ!
染色体やら遺伝子やら細胞やら。