心疾患についてこれまでに起こったこと、感じたことを綴ろうと決めるまで結構時間がかかった。
あの日依頼、このブログを書くまで3ヶ月が経った。
いろいろな人のブログを見たり、インスタのハッシュタグで検索したり、安心できるような情報を求めてインターネット上をうろうろした。
あの日まで存在すら知らなかった難しい名前の病名。
英語でも日本語でも調べたけれど、その中ですごく共感できたことがあった。
“こんなどん底に追い詰められたとき、意外にも周囲の知人や友人には、
「心臓に問題があって。でも手術すれば大丈夫らしい!」
それらしいことを言って取り繕い、心とは裏腹に強がってしまう。
不思議なもので、自分のことをよく知っている知人や友人よりも、目に見えないネットの向こうにいる人たちに話す方が楽に感じた。”
同じ心疾患を持って産まれ、元気に大きくなっている子供の写真、
なんの制限もなく毎日飛び回っています、というコメント、
ほぼわからなくなっている傷跡の写真、
そんなのを見て、安心させてもらっていた。
そんなこともあり、今回のことを記録として残すことに決めた。
主人に相談してふたりで決めた。
いつか同じことで苦しむ人たちの、できれば希望になれば、という思いをこめて。