10週と2日。
今日は朝から遺伝子カウンセリングとやらに行ってきました。
ドイツでは、妊娠がわかったらまずは婦人科を受診し、そこから遺伝子専門の先生を紹介される。
出生前診断が当たり前のドイツでは、必ず遺伝子カウンセリングを受診することになっているみたい。
あたしたちには妊娠でさえ未知のことだったので、遺伝子カウンセリングなんて「ハテナ」でしかなかった。
何するんだろ〜と思ってたら、まずはあたしたち夫婦のファミリーツリーから、家族一人一人、従兄弟の子供まで、家族構成や健康かどうかなんかを聞かれた。
それから染色体異常について、特に多いといわれるトリソミーに関する説明。
そしていわゆる出生前診断について。
どんな検査をいつ行うのか。
ドイツでは、胎児の首のうしろの厚みをはかるNT検査と、いくつかの染色体異常や先天性疾患が見られないかどうかを調べる母体血清マーカーのふたつの検査は保険適応で受けられる。
ので、これはお願いしてこれまた専門の先生の予約をとってもらった。
それからNIPT(新型出生前診断)についても説明があり、今日受けることもできるけど、話し合ってからでいいよ〜ということで、帰路についた。
ぶらぶら帰りながら、NIPTどうする?なんて話して、二人で受けるなら早い方がいいよねということになり、引き返した。
さっきの先生はどうぞ〜と、NIPTについてもう少し詳しく説明してくれた。
ここドイツでは8〜9割の妊婦さんが受けるらしい。
そのあといろいろ調べてわかったけど、お隣のフランスではもっと多い割合の人たちが受けるんだって。
あたしは日本で妊婦になったのことがないので考えたことのないことだったけど、日本とは出生前診断に対する考え方や受診するためのシステムなんかが全然違うみたい。
性別もわかるよ(無料)ということで、性別も教えてもらうことにした。
ただ、性別に関しては、14週にならないと本人たちには言ってはいけないというルールがあるらしい。
それはなぜかというと、宗教や国によっては男女で区別をしてしまい、どっちか一方であれば中絶をする、ということを避けるためなんだそう。
結果は一週間ほどで電話をくれるらしく、性別に関しては、13週の後半に結果を郵送してくれるんやって。
そんなこんなで少し進んだ今日。
結果が来るまでちょっとどきどきやけど、どきどきしたところで何も変えられないしな。
今日は母子手帳のカバーが届きました。
かわいい!