妊娠発覚後首をなが〜くして待った最初の検診。
うまいこと着床してくれてるんだろうか、心拍は確認できるんだろうか、とにかくどきどきしながら病院へ向かった。
先生は「まずは妊娠してるか確認しましょう。」とすぐに検診台へ。
画面に子宮内がうつったとたん、見えた!
あれが胎嚢ってやつか…
思ったよりおっきくて、中に胎芽が見えた。
その胎芽の中にさらになんか見えた。
「色を変えるわね〜」
その途端心臓部分が赤くなって、チカチカした。
「心臓動いてるよ、見える?わかる?」
「…いや、わかりません。動いてる?ん〜?赤いのがチカチカしてるのは見えるけど?」
ちっさすぎて心臓がどれかもわからんかった。
それでもまだこんなちっちゃな人間というより豆みたいな中にすでに心臓があって、それが動いてるなんて。
すごいね、人間て。
先生は他の胎芽が見えない(双子かそれ以上ではない)かも確認してくれ、検査が終わった。
よかった〜!
ちゃんと妊娠してたうえ、心拍まで確認できた!
うれしい!
そして先生がいろいろと説明してくれた。
ドイツでは保険ですべてカバーされるため、病院の窓口で支払うお金は一切ないのです。
妊婦検診も検査内容にかかわらずしっかりカバーされているみたい。
(その分毎月膨大なタックス払ってますけどね涙。)
ドイツでは妊婦検診の中で3回、ハイテクの超音波検査が行われる。
それは通常の超音波検査ではなく、胎児のすみずみまでチェックしてくれるいわゆる日本の「胎児ドック」にあたるもの。
あたしはこのときはまだその違いも何も全然わかってなかった。
とりあえず無事に育ってくれていたことに一安心。
妊娠6週と1日だった。