旅編第五回ミャンマー | ヤンゴン前編 | ヤンゴン中編上 | ヤンゴン中編下 | ヤンゴン後編 |
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ヤンゴンでは、都庁くんと落ち合い、最後の夜を一緒に屋台でミャンマー料理を愉しみました。
都庁くんはこのときオリンピック課(?)にいて、オリンピックに向けての仕事をしてるんです、と言ってた。
すごいねー!というと、いや、大変なんすよ。と花形の仕事の裏にある本当の大変さを教えてくれた。
今頃どうしてるかな。
今年のオリンピックに向けてまだ頑張ってるかな。
90セントのモヒートを楽しむだけ楽しんだあたしたち笑。
また、いつか!と言ってあたしも彼もミャンマーを後にした。
一人で旅した約10日間。
素敵な出会いの連続だった。
一人旅でさみしいのは一人で食事をしないといけないこと。
それでもこの旅を通して、たった一人で食事をしたのは数えるほどだったと思う。
そしてミャンマーという国を少し知り、最もこころに残ったことは、人の温かさ。
決して裕福とはいえない生活の中で、人の本来の優しさというものに触れた気がする。
見返りや金銭のやりとりのない純粋な優しさ。
人を喜ばせたい、自分も楽しいから。
物やお金の溢れる生活に慣れてしまったあたしたちが忘れてしまったもの。
それを肌で感じさせてくれたミャンマーの人々。
あたしは彼らを人として尊敬します。
この頃はまだ観光客がまわりの東南アジアの国にくらべて少なかった。
いろいろなものがまだまだ商業的になっておらず、ミャンマーの国そのものを見れたと思う。
きっと今はすこし変わってしまっただろう。
Please stay as you are.
と願わざるを得ない。