最近あたしの方が先にベッドから起き上がる。
というのも、目が覚めた瞬間お腹が減り過ぎて、もう寝てられないんです。笑
最近一気に春が近づいたベルリン。
朝ごはんの準備をしながらふと窓の外を見ると、
あら、不思議な雲。
慌ててカメラを持ってベランダに行った。
朝の空って一瞬で消えてしまうんですよねー。
このときもカメラを構えて5分もしないうちに太陽が輝きだし、この色は消えた。
ロックダウンが始まって4ヶ月。
美術館にソフトウェアを作っているあたしの会社も
美術館が開いていないもので、
とうとうコロナの影響を受けてしまった。
今月からKurzarbeit(ショートタイム)が要請された。
しかしあたしは
とある飛行機エンジンを作る大企業のソフトウェアプロジェクトの一員に去年の暮れから加わり、
フルタイムのまま仕事をさせてもらえることになった。
あたしみたいなエンジニアのたまごっちが。。感謝です。
頑張らないと。
そしてこのロックダウンが始まって我が家では、宮崎駿映画鑑賞大会をたまに開催しております。
主人は日本大好きなくせに、アニメに全然興味がないんですねー。
欧米の日本通って、まずアニメから入る人が多く、あたしにも全然わからないアニメの話なんかされることもある。
スペインやフランスではコスプレ大会が有名ですしね!
そんなアニメオタクではない主人。
でも宮崎駿を知らないことに、これはあかん!と。
まずはクリスマスに「ハウルの動く城」を見ました。
あたしもひさびさに見たハウルは、やっぱりおもしろかったなー!
でもハウルって深いですね!
いまだ映画に出てくるもののひとつひとつの意味が解せないでいる。。
それから九份に行ったことのある主人に是非見てほしかった「千と千尋の神隠し」。
主人もこの映画に親しみを感じる、とか言って気に入って見ていました。
そして結構外国人には人気のある「紅の豚」。
あたしも10年ぶりぐらいに見たけど、ポルコ・ロッソよかった〜!
そして海外で不動の人気を誇る「もののけ姫」。
日本アニメオタクは、たいがいみんなPrincess Mononokeが一番好き!
という人多くて。
あたしはもののけ姫が初めて放映された1997年に見たきりだった。
あの頃は子供すぎて、もののけ姫の良さがわかってなかった。
トトロとか魔女の宅急便とかの方がわかりやすくてかわいくて好きだったけど、
大人になって見ると、もののけ姫が伝えたかったもの、制作の裏側にある想い、人間の姿、なんかを考えさせられ、
物語の深さが少しわかった気がしたな〜。
番外編であたしひとりで見た「耳をすませば」が実は今回一番好きだったかも。
さて、次は何をみようかな〜。
仕事もそろそろ切り上げようかという夕方。
寝室の窓を閉めようと、窓の外を見ると。
夕陽を背にシルエットがきれいに見えた、ベルリンのテレビタワー。
思わず、カメラを構えました。
さて、ごはんの準備しようかな。