ある日突然マンションのオーナーから手紙が届いた。
拝啓
 居住者のみなさま
 バルコニーの目隠しはグレーにしてください。
 そうでない家庭は期限までに外してください。
 期限:2月15日
 敬具
主 人「つまちゃん、バルコニーの外さなあかん。」
 あたし「えーーーーーーー!もーーーーーーーーー!さいあくーーーーーー!」
見渡すと、つけてない家庭、グレーの家庭、それ以外の色の家庭と3種類ある。
 あたしたちは「それ以外の色の家庭」の部類。
あたし「中庭に向いてんねんから、外から見えるわけちゃうし、いいやん!」
 主 人「まぁ、そうなんだけどね。。ここはドイツだからね。。」
そんなこんなで吹雪く週末を通り過ぎ、期限最終の週末がやってきた。
主人がジャケットをはおり、ハイキングブーツをはき、いざバルコニーへ!
始まりました。解体作業。



あっという間に外された。
なんだか裸の気分。

グレーのん買わなあかんね。。
