旅編第四回はオランダ〜ドイツ〜スイス 3000キロのロードトリップ(2020.8.15-8.29)。
ずーっと書こう書こうと思って書けていなかった夏休みの旅行。
意を決して書きます!
長くなりますが、読んでね♡
さて、コロナ渦の夏。
クロアチアに行こうと楽しみにしていたのだけれど、今年は行先を変更しようと。
計画し始めたのは7月にも入ってから。
ドイツでは基本的にみなさま
夏に2週間のホリデー。
クリスマスに2週間のホリデー。
残りどこかで2週間。
休みまくるやん!という1年を過ごされます。
そんな年間30日ある有給休暇の消化率100%だから驚きよね!
でもドイツってEUを支えている国のひとつだし、
やっぱり効率がいいのかしら。
働くときは働く!みたいな。
でも別にふだん働いている時も、みんな4時ころになったら消えるけどなー。
この話になったら2記事ぐらい書けそうなので、ちょっとここは置いといて。
そんなわけで、あたしたち夫婦もバンバンバカンスしようよ!
ということで、旅は
オランダ北部にあるフラネカー(主人の地元の町)から
ドイツ黒い森を通り抜け
スイスアルプスまでの
往復約3000キロにわたるロードトリップをすることにしました。
我ながら、この時期には最高の案だったな!と今になって思う。
キャンピングカーで寝泊り・移動・食事するので、人に接触することも極力避けられるし。
主人のご両親がキャンピングカーを貸してくれるって。
そうそう、オランダでは、
キャンピングカーを買って、そこらへんの国を旅するのが
リタイア後にすることのスタンダードらしい。
だからヨーロッパの人々にとって、キャンピングカーで旅することは
お年寄りのすること!っていう感覚なんだってー。笑
でも確かに。
特にオランダ、ドイツのキャンプ場では、あたしら常に一番若いんじゃないか!って、いうくらい
ご年齢を重ねた方に囲まれていた気がする!
そしてみなさま超経験者だからかして、用意がいいこと!
家いらんやん!ていうぐらい。
また話がそれました。
まずはベルリンより4本も電車を乗り換え、オランダの北部にある町フラネカーへ。
約8時間の電車旅です。
どんなけ遠いねん、と思われるでしょうが、約650キロの道のり。
新幹線だったら3時間くらいの旅でしょうか。
日本のみなさま、新幹線を当たり前と思ったらいけませんよ。
あたしたちは世界でも最新鋭の技術にいとも簡単にアクセスできているんです。
ヨーロッパの電車は、
進行方向と逆向きの席に座ってしまったものなら、降りるまで景色は逆に流れていきます。
座席はくるっと回りません。
初めて乗ったとき、一生懸命回そうとして、主人に、
「つまちゃん、僕たちはヨーロッパにいるんだよ。」
と言われたこともあります。
そして、よく遅れる!
遅れるのはイタリアだけじゃなかった!
旅に出る前日、主人に、
「つまちゃん、明日のお弁当のお米炊くね。」
と言われ、
「は?お弁当?なんで?旅行に行くのに?なんか買おうよ〜」
と言ったものの、買えるものなんてないと主人に説得されお弁当を作った。
でも作ってよかった!
朝早い時間だったので、カフェしか開いておらず、お昼ご飯になるようなものは買えず。
もちろん車内販売なんてありません。
向いに座った青年もお弁当(って、サンドイッチとミニトマトやったけど)持ってきてた!
いや〜、駅弁って素晴らしいなと改めて思いました。
日本ではそれも旅の愉しみのひとつですもんね。
変わり種のお弁当に、ビールに、おつまみに。
旅のかたちも、国それぞれ。
なのかな。
さて、一向にロードトリップの話ができないまま前置きが長くなってしまいました。
今日は準備編として、次からさっそくドライブに出発します!