Yukaricoupy

Carpe diem

人生は旅。旅は出会い。いまという時間を一番楽しめる毎日にしたい。そんな日々を綴ります。

シント・マールタンの日

アジアンマーケットで見つけた里芋で唐揚げを作って、ぱくぱく食べてた土曜日の夜。

ぴんぽ〜んとベルがなった。
8時。

「え〜?だれですか〜」

と言いながら主人がドアへ。すると、

「つまちゃん、子供が来たよ!」

「こども。。。?」

「お菓子もらいに!」と。

「あぁ!今日はハロウィーンか!
ほんまに子供来るんやな!
ちょっと待ってよ!」

と急いで冷蔵庫にあるチョコレートをつかんで子供たちにあげた。

顔にペイントした可愛らしい子供はニカっと笑って、持ってるバケツにチョコレートを突っ込み、隣の家のベルをならしに行った。

主人が「Trick or Treatって言うんだよー」と廊下に向かって叫んでた。

いやー、トリックオアトリートって子供がドアに来たん初めてやわ〜と話していると、

「ぼくも。」と。

「え?オランダないの〜?」と聞くと

「あ、オランダはね、
11月11日にシントマールタンの日があって、 ハロウィーンみたいなことするよ。
でもね、歌うんだー。」

「え?(゚∇゚ ;)歌うの?」

「そうそう。それからランピョンを持つんだよ」と。

らんぴょん。。?って何?うさぎか?

「つまちゃん、ランタンだよ。」

これ、らしい。

apple

「えーかわいい(*゚▽゚)」

どうやら、シントマールタンの日とは
聖マルティヌスの誕生日もしくは命日らしい。

この日オランダでは、子供達が提灯を作って(オランダ語でランピョン。かわいいね笑)家に来て玄関口で歌を歌ってくれるらしい。
そしてお菓子をもらって帰るんだって。

「え、玄関で歌うの?」
「うん。だって歌わなかったらお菓子もらえないよ。」
「へー。おんなじ歌?」
「うん。オランダ人はケチだらかね、お菓子もらうためには何かしなきゃいけないんだよ。だから歌うの。」と。

あーなるほど!( ゚∀ ゚)笑。

いやー、突然の子供の訪問によって、主人の国の文化の新しい発見ができた夜でした。笑