「つまちゃん、週末何食べたい?」
と聞いてきたのは水曜日のお昼ごはん中。
 「え?週末?…うーん、今日の夜何食べたいかもわからんのに週末までわからん。」
すると突然紙をひっぱり出してきて何やら一生懸命書き始めた。
「つまちゃん、サタデーは居酒屋ナイトしよう!」 
「おぉ〜!いいね!グッドアイデアね!」
そして、(待ちに待った)土曜日。
「何つくる〜?」
 「つまちゃん、今日ぼくがマスターね。はい、メニュー。」
 と出されたのは、主人があたしの母からもらって帰ってきた、これ。 
「え!ここのやつ言ったらなんでも作ってくれるん?(゜▽゜)」
そしてあーだこーだ言いながら出てきた料理。
 其の一《うずらのベーコン巻き》 
其の二《ソーセージとブロッコリーのグラタン》 
其の三《麻婆茄子》 
其の四《トマトとゴートチーズとバジルのサラダ》 
わたしたち夫婦が最近はまってるテレビシリーズ 深夜食堂。
 これを見た主人は、東京に住んだらこの食堂に行こうと言う。
 いや、セットやからないやろ。
そんなマスターに影響を受けた主人でした。
「つまちゃん、おもち!」
 「お待ち、な。」