Yukaricoupy

Carpe diem

人生は旅。旅は出会い。いまという時間を一番楽しめる毎日にしたい。そんな日々を綴ります。

リスボン前編

旅編第二回はポルトガル(2019.9.19-9.24)。

去年、結婚式の前の撮影をしたいなーと思っていて、
この人の写真すてき!というカメラマンがみつかったもんで、連絡をとったら、
リスボン在住のイタリアン、二人の息子のパパだとのこと。
とってもおおらかなよく喋る人で、こういうのはやっぱり出逢いとフィーリングだということで、即リスボン行きを決めました。
どうしてもヨーロッパの石畳の街のちょっと小道なんかでドレスを着て写真を撮ってみたかったんだー。

ベルリンからリスボンへは飛行機で3時間。
わたしたちは9月のまだまだオンシーズンに行ったので、ひとり120ユーロくらいだったかな。
これはヨーロッパ内では高いんですよ!
オフシーズンなんかは、たとえばベルリンからマドリードまでは9ユーロとか。
もっともっといろんなところへ行ってみたいです。

さて、リスボンに着きました。
ヨーロッパはいつも思うんですけど、絶対コロコロで旅行すると不便。
ほぼ石畳なので転がりません。
わたしたちはヨーロッパ内はだいたいいつもは預ける荷物なしで旅行するんですけど、
今回はドレスがあったので、コロコロで。

ポルトガルは東西の幅220キロ。
大阪ー串本ぐらい?
そして南北には560キロ。
東京のもうちょっと先くらいまでかな。
とても旅がしやすいのです。
そして国の西側はずーっと海岸線です。
昔誰かが行ってたけど、一番海から遠い人も海まで200キロだから、ポルトガルの人はみんなおおらかなんだよ、と言ってた。
そのときはなるほど。と思ったけど、いやそんなこといったらわたしの国の人たちは超おおらかですよ、と思ったり。

同じヨーロッパといえども当たり前ですがドイツとポルトガルは全然違う。
同じ首都でもベルリンとリスボンは街の雰囲気も人も全然違う。
やっぱりその国の風土によって、気候も違うし、気候が違えば食べられる物も異なってくるし、食べるものだけでなく、その習慣や生活スタイル、そしてそこに住む人々の特性というか、考え方とかも変わってくるんだねー。

わたしたちはまずだいたい新しい街に着いたらすることがあります。
それはチェックインしたときにホテルの人にこの辺でランチできるお店を教えてもらうこと。
たいがいホテルの近く、ワンブロック先まで、のその人がよく行くお店、つまり近所の人がよく行くお店を教えてくれる。
たいがい安くておいしい!

ということで、今回も教えてもらったお店「O Beco」へ。
え、ここ?入り口?
っていうお店に入ると、やってるのかやってないのか、お店のおっちゃんがどこでもいいよ〜すわって〜てな感じで迎えてくれた。
わたしたちは12時くらいに入ったから、ポルトガルの人にとってはまだ朝らしい。
あら、こんな早くに誰か来た、って感じだったんかな。
だいたいランチは2時頃から混んでくるんだって。
さすが。

そして、新鮮な魚介類に飢えていたわたしたちは、ポルトガルの名物bacalhau a Bras(バカリャウ・ア・ブラシュ)とArroz de Marisco(海鮮リゾット)を注文。
バカリャウ・ア・ブラシュはポルトガルのおふくろの味といわれる料理で、干しダラとじゃがいもと玉ねぎの卵とじ。
結局この旅で何回かバカリャウ・ア・ブラシュを食べるのですが、最初に食べたここのが一番美味しかった。
そして海鮮リゾットはなんとあんこうが入ってた!
あたし日本以外であんこう食べるんはじめて!
もーぅ絶品!
新鮮なお魚と貝とタコ、イカ、エビ。すばらしかった。
この海鮮リゾットもこの旅で何回も食べた。 lisbon_food

ポルトガルに到着してから約2時間ほどで早くもだいぶ癒されたわたしたちは、まず今回泊まっているエリアAlfama(アルファマ)を歩き始めた。

つづく