Yukaricoupy

Carpe diem

人生は旅。旅は出会い。いまという時間を一番楽しめる毎日にしたい。そんな日々を綴ります。

ドレスデン

旅編第一回はドレスデン(2019.12.1)。

去年の暮、念願のクリスマスマーケットを楽しみにドレスデンへ日帰り旅行しました。
ドレスデンはベルリンからバスで南へ3時間半。
1年前にプラハへ行ったとき、プラハまで4時間半だったからドレスデンからプラハまでだいぶ近いんやね。
大阪から京都へ行くようなもん?

ドレスデンはドイツ最古のクリスマスマーケットが有名な街です。

ドイツにもクリスマスマーケットにもまったく興味がなかったあたしは来てから知ったんですけどね。
よくガイドブックで見るクリスマスマーケットといえば、そうここ、ドレスデン(だそう)です。

そんなまるで興味がなかったクリスマスマーケットが大好きになったあたしは、どうしてもドレスデンのクリスマスマーケットが見たかった!
でもそんなクリスマスマーケットと同じくらい楽しみにしていたのは、
「世界一美しい牛乳屋さん」。

最初の写真はその牛乳屋さんのレジなんです。
美術館みたいでしょ!

こんな洒落たグラスで牛乳飲んだん初めて。 dresden_milk

まぁ、味はというとね。あたしはどっちかというと日本の濃い牛乳が好きなので、ちょっとここのは薄かったね。
でもこの輝くようなタイルに囲まれて飲むとなんだか美味しく感じたけど。

hiragana

ドレスデンは東ドイツザクセン州の州都。
第二次世界大戦の大空襲により廃墟と化し、戦後は旧東ドイツのもと45年以上に渡って瓦礫のまま放っておかれた聖母教会(Frauenkirche)が、その瓦礫からもともとの部材を掘り出し繋ぎ合わせ「世界最大のジクソーパズル」と称された再建プロジェクトにより修復され、2005年にようやくもとの美しい姿を取り戻したらしい。(数百年も前に建てられた建築物を再現する現在の技術もすごいなと感じたけど。)

ベルリンは戦後の新しい街だから、あまり歴史を感じるような重厚な建物がないから、やっぱりこんなバロック様式の建物に囲まれた道を歩くと、なんだかロマンを感じてしまう。笑

音楽や建築などの芸術は、戦争や君主交代など、変わりゆく時代のなかで変わらないものとして今も目にすることができるから、やっぱり優美で壮大で力強く見るものを圧倒する力がある気がするよ。

なんだか違う国に来たみたい。そんな週末でした。

牛乳屋さんの写真しかなくてごめんなさい。