Yukaricoupy

Carpe diem

人生は旅。旅は出会い。いまという時間を一番楽しめる毎日にしたい。そんな日々を綴ります。

おわりとはじまり

ベルリンに来て1年半。2回目の大晦日(ドイツ語ではsilvesterといいます)を明日に控え、外ではすでにばんばん花火の音がする午後。
家で仕事をしながら、ブログ最初の記事を書くことにしました。

2019年はあたしにとって大きな1年でした。
1月に入り、ブートキャンプというプログラマーになるためのコースに参加し、9週間コンピューターと見つめ合う日々。こんなに頭を使ったのはひさしぶり過ぎて、1日中座って手首から先を動かしてるだけなのに、1日のおわりはマラソンでもしたかのようにへとへと。あと5年でも若かったら違ったんじゃ…と何度思ったことか。
家に帰り、主人(そのころは彼氏)にもう無理です、辞めたいです、と呪文のようにとなえる毎日。それでも途中でやめるのは絶対いやな性格が功を奏し、ひとつのウェブサイトを完成させ、無事卒業。
30歳を過ぎて、新しいことを始めるのってこんなにエネルギーがいるんだと実感しました。

そしてプラハ旅行というご褒美のあと、待ちに待った1ヵ月の帰国!
あー楽しかったなぁ。お花見に、しまなみ街道に、宮島。炉端にお寿司にお好み焼き。
ベルリンは住む海外都市としては、トロント、モントリオール、メルボルンに続く4都市目。だけどやっぱり日本に勝る場所はない。20代の頃は若さと勢いでなんでも楽しかったけど、最近は日本がほっとする。年かな。
でも主人は青い目をした日本人というくらい日本大好きなので、二人して日本に戻る日を楽しみに過ごす日々。事あるごとに、あの1ヵ月楽しかったね〜という話題になる。

そしてベルリンへ帰り着き、いよいよ就活始動!
初めてのドイツでの就職活動に加え、初めてのIT業界ということもあり、今までの就活との違いに戸惑いながらも、就活を始めて2週間で今の会社からオファーをいただく。
そして2019年6月。ベルリンに来てちょうど1年。エンジニアとして、ここスタートアップの聖地ベルリンで新たな生活が始まりました。

時は同じくして結婚も決まり、オランダ人と日本人がドイツで結婚するというなんともややこしい状況のなか、家族の協力のもと、婚姻届を提出。
そしていよいよ結婚式の準備が始まりました。

大きなキャリアチェンジと新たな道、そして結婚と1年半前は思いもしなかったことの連続で、こうやって書くといいことばっかりのようですが、あたしの感情はジェットコースターの時期もあり、やっぱり主人と両親のサポートがあったからこそ今こうして振り返り、あぁいい1年だったなぁと思える。幸せだなぁと思える。
目標に向かって努力することは大切だけど、それだけではうまくいかないこともある。そしてうまくいかないときは、ちょっと流れに乗ってみることも大事なこと。あとはやっぱりどんなときも「いま」を楽しんで生きたいなぁ、と。

そして今年の初めに自分に約束したブログの立ち上げを、今年も残り1日となり笑、実現することができました。これからのこと、ここまでに至ったこれまでのことを綴っていきたいと思います。

2020年もみなさまにとってすばらしい1年でありますように。

何かのおわりは何かのはじまり。