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今日は朝からBogyoke Aung San Market(ボージョー アウン サン マーケット)に行くことにしました。
道端では朝からたくさんの食材がならびます。
ボージョー・アウン・サン・マーケットはヤンゴンで一番大きな市場だそう。
どこが入口かわからず、とりあえず矢印の方向に進む。
中では竹用品や布、金用品なんかが所狭しと並んでいた。
あたしはこれからもバックパックひとつでの旅が続くので、荷物を増やさないように気をつけた。
そんなこんなで見てるだけショッピングを続けていると「僕が案内してあげるよ」とかなんとか言ってずっとついてくる若者が。
どうせなんか売りつけられるんだろうと適当にあしらっていたんだけど、なんか親切にもいろいろと教えてくれる。
そしてどういう経緯かは忘れてしまったけど、紅茶を出してくれた。笑
(左にうつる彼。)
この紅茶を美味しくいただいたあたしも結構強者よね。笑
そして彼にさよならし、ヤンゴン市内を一周するという電車に乗りに行くことにした。
そう、ここはミャンマー。
電車も荷物を運ぶ人もごちゃまぜです笑。
電車に乗り込むと、突然ふたりの若者がオレンジが大量に入ったカゴを持ってやってきた。
すると乗客のみなさん、買い始めた!笑
そんな突然電車に乗ってて、オレンジ買いたくなるもの?笑。
そしてふと電車を見渡すと、なんだか見覚えありません?この車内…
あれ、優先座席のサインじゃない?
そして電車の端に行ってみると…
おぉ!なんと岐阜の電車!
これをすごいね〜!と共感できる人がまわりにいないことが残念だったけど。笑
なんだか嬉しい出来事でした。
この電車は環状線のように市内をぐるっと一周して、元のマーケットまで戻っていくのです。
なんか車内で起こることの方が面白くて、あんまり外の景色を覚えてない。笑
ざっと見渡してもあたし以外全員地元の人たち。
そして2両ほどしかない車内をうろうろすると、アメリカから来たバックパッカーに出会った。
なんかの研究をしてる人だった気がするな〜。
彼もひとりで旅をしていたので、電車を降りて、一緒にさとうきびジュースを飲んだ。
これはねぇ、さすがのあたしでもちょっと抵抗があったんです。
だって生だしねぇ。
でも飲ませてもらったらめっちゃおいしかった!
彼はこれが好きで1日3杯くらい飲んでると言ってた。
そんなちょっとした出会いこそ、旅の醍醐味ですね。
この彼との出会いを皮切りに、あたしはこのミャンマーでの旅中本当に素敵な出会いに恵まれます。
そして明日はヤンゴンを離れ、バガンへ向かいます。
つづく